strymonっていえば、高機能なペダルを数多くラインアップしてますが、ここに来てパワーサプライの登場です。Ojai(オハイ)は9Vの出力端子が5つ揃えていて、2台、3台とつなげて拡張もできます。9個出力のあるZuma(ズーマ)もでてます。(日本ででるのかな?)
strymon Ojai [クラス最高&小型軽量パワーサプライ] 【8月上旬以降順次入荷予定】 |
ストライモンだけに高性能なのですが、ポイントは3つ。
1、軽量で小型
2、独立回路で超低ノイズ
3、各端子500mAの大容量
ここでポイントになるのは電流量。みなさーん、パワーサプライを選ぶとき、供給電流を気にしてましたかー。僕は気にしてませんでした。初歩の初歩なんですけどね。その辺が永遠の初心者たる由縁です。
普通にアナログエフェクターだと消費電流が20mAぐらいなんですけど、デジタルだと50mA以上のモノがざらになってきます。ましてやstrymonやEventideなどがお得意とする高機能デジタルエフェクターは100mA越えは当たり前。
一般的なパワーディストリビューター、例えば人気のあるOneControlのDistroは各端子50mAまで。おー、じゃあデジタルエフェクターを使う場合は要注意かあ。デジタルエフェクター増えてますからね。
自分の使ってるエフェクターの消費電流はチェックしとこう。消費電流はたぶん大体、本体に書いてます。分からなかったらネットで調べてもいいしね。
500mAって普通のエフェクターで考えるとかなりオーバー電流。まあこれは多すぎて困ることはないんですけど、コスパを考えると・・・。
つまりはstrymon自身がお得意とする高機能エフェクターに電流を供給するブツってことです。各種高機能エフェクターの消費電流を調べてみると。
Strymon Timeline 300mA
Eventide Timefactor 500mA
BOSS DD-500 200mA
tc-electronics Nova Delay 300mA
関連記事→BOSS Digital Delay DD-500の発売日と価格が決定
で、それらに対応するパワーサプライとして、これまた高機能なのをみてみると、
Voodoo lab Pedalpower2 plus
6出力が100mA、2出力が250mA
FREE THE TONE PT-3D DC Power Supply
6出力が100mA、2出力が500mA
MXR M238 Iso-Brick Power Supply
2出力が100mA、4出力が250mA、2出力が300mA、2出力が450mA
Ex-pro PS-2
8出力が1000mA、4出力が500mA
※関連記事→MXR M238 Iso-Brick Power Supply デジタル、アナログ混在の環境に強力な味方
最後のEx-proは電流出すぎですが。プロで一般によく使われてるVoodoo lab PedalpowerだとStrymonのTimelineを支えきれないのは意外でした。
そんな中でstrymonのOjai、Zumaは頑張ってます。まあ自分とこのエフェクターが高電流なんで、それを支えなならんのですけどね。
まとめますと、高機能エフェクターをご購入の際は、ぜひご一考をって感じですかね。しっかりノイズ対策もされてるようなので、普通のエフェクターに贅沢に使ってもいいかと思います。そんなにバカ高くないですしね。
それにしても電源って追及するとなかなかやっかいそうです。しかし、これは越えなければいけない壁でもあります。
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