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Providence VITALIZER WV VZW-1 バッファではないバッファ。これは奥が深い。

ProvidenceのVITALIZER WV VZW-1です。これバッファーだと思ってたんですがそうじゃないみたいですね。

劣化させるバッファ

一般的には先に紹介したFinal Boosterからbuffer部分を抜き出したものという説明をされています。
というわけでFinal Boosterのことをブースター+バッファみたいに書いちゃったのですが、
Providenceで数々の製品を開発し、現在はFree the toneを主宰している林 幸宏さんのブログを詳しく読んでみますと、

http://yhayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-12-19

単なるバッファーではありません。分かりやすく言うと、「劣化させて音質劣化を防ぐ」回路です。

単なるバッファではないということなのですが、いやー衝撃的ですね。
劣化を防ぐのが良い音への道だと思っていたんですが、あえて劣化させることも必要という。

良い音

必要というか「良い音」の定義の問題。
フュージョン好きな人とブルース好きな人では求める音が違う。
あえて劣化させる方がいい(好きな)場合というのもあるということで。

ようするにまずは人それぞれにとって良い音を目指すということ。
そのためには長いケーブルやボリュームペダルでの音の劣化がいやな人もいて
そういう人はバッファなりなんなりで劣化を防ぐ。
しかしProvidenceのVITALIZERで目指しているのは
純粋なクリーンよりも多少劣化した音の方が好む人が多いので、
あえてそこをねらってチューニングしているということなのですね。

下調べって大事

こうなってくるとバッファーって機能的なものでスペックみて選べばいいとか、
極端にいうとどれでもいいからあればいいぐらいに思ってたのですが、
これこそ自分のシステムに組み込んで試さないといけない代物だなと思います。

となるとなおさらバッファはどれがいいとなったときに、
試すと言っても目星をつけないといけないと思うのですが、
どれを選べばいいか分からなくなってきます。

そんな時には販売店の説明じゃなく、開発者のコメントを探してしっかり読んで、
その信念に賛同するということが必要になってくるかなと思います。

このVITALIZER VZW-1にしても「Final Boosterのバッファ部分を抜き出したもの」という説明をしているところが多いですからね。

実際メーカの説明をよく読んでみるとあれっちょっと違うぞと思って、
それで開発者のブログを探して読んでみると↑そんな想いが込められているとは知らなかったです。

勉強しよう!

一流ギタリストのシステムでもあえて「劣化させる部分を一箇所入れてる」とか、面白いですね。
でFree The Toneの林さんは多くのプロミュージシャンのシステムを組み上げたりしてて
こんな本も出してます。

そんな大層なシステムを作ろうとは思わないんですが、
こういうのでしっかり勉強しておくのも必要かなと思います。

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