MXR EVH5150を取り上げてみて、改めて”ブラウンサウンド”(=エディ・ヴァン・ヘイレンのギターサウンド)って良いなあと思ったので、さらに「ブラウンサウンド」を取り上げてみたいと思います。
MXR EVH 5150 Overdriveの記事はこちら→
まずはブラウンサウンドの最右翼、
Wampler Pedals Pinnacleです。
数々のアンプやサウンドの再現を目指したペダルを製作するWampler Pedals。
ブラウンサウンドに取り組むのは当然だったかもしれません。
実際にEVHのギターテックに助言をもらいながら作られたようで、
こだわりを感じさせるペダルです。
通常のつまみに加え、Pinnacle独自のvintage/modern、Contour、Boostの切り替えで
環境やEVHの初期、後期、歪み具合が選べます。
なによりもこの動画がそそりますね。
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CMAT-MODS Brownie
これも古くからある「ブラウンサウンド」系です。名前からしてBrownieですからね。
明るく深く歪み、これぞハードロックって音です。
FET5石を使用していて、そのうち2つは自分で交換できるようです。
以前は交換用FETも付属していたようですが、今は付いてないみたいですね。
独特な音ですが、ブラウンサウンド以外でも使えそうな感じ。
またボリュームをしぼったクランチもいいサウンドなのが「ブラウンサウンド」系
ディストーションに共通するもののようです。
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Amptweaker TightRock
こちらは他のペダルと違って、「ブラウンサウンド」を狙ったものではないです。
なのに何故とりあげたかというと、EVHとともに「ブラウンサンド」の肝、
Peavy 5150アンプを作り上げたジェームス ブラウン氏が展開するエフェクターブランドだからです。
ジェームス ブラウンというとついついあの人を想像してしまいますが、
れっきとした同姓同名の別人です。
実際5150のサウンドを求めてAmptweakerを使う人は多いみたいですね。
そんなこんなでどのモデルも5150傾向のペダルとして(結果的に)作られているのですが、
もともとハイゲインということもあり、比較的幅が広そうなものを選んでみました。
独特のデザイン、オンループやオフループなどのこれまた独特な機能もあって、
異彩を放っていますが、かねがね5150に近い音が得られると好評のようです。
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320design Brown Feather
こちらの機種は以前取り上げました。
以前の記事はこちらでじっくりお読みください。→
詳しくは上記記事をみていただくとして。
日本製のこちらの機種は最近の機種でもあり、「ブラウンサウンド」への需要が増えた中で多くのこだわりの声に応える形で作られた、ということもあり、ネットで調べる限りは使用者の満足度が一番高い気がします。
そんな満足度の高さを表すかのように、実際エフェクターボードに載せてるのも比較的よく見るような気がします。
こうやって見てみると、ブラウンサウンドって、ディストーションとオーバードライブの中間あたりのもっともおいしい部分を引き出してるような気がします。もともとエディヴァンヘイレンのギターサウンドのことを指しているんですが、そこから拡がってどんどん魅力的な音が増えてきている気がしますね。
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